取材のご依頼について

取材の依頼についてお願い

エープラスには、DVの問題、母子家庭の問題、女性の貧困問題、子どもの貧困問題と、いろいろな角度からの取材のお問い合わせやお申込みをいただきます。

私たちは取材をお受けするにあたって、「取材時のお願い」http://ameblo.jp/itsumo-wakachiai/theme-10088544397.htmlに同意をお願いしております。

傷ついた女性や子どもたちが、その傷をまた第三者にえぐられるような思いをしてまで協力する意味があるのかどうかを考えていただくためです。
ストレートな質問を投げかけることは、その女性の傷をまた無理やり開いてしまう行為でもあります。それでも、私たちのコメントによって、「この社会から暴力をなくさなくてはならない」と一人でも思ってくださる方がいるのなら、また、その報道をみた被害女性が、「私も我慢せずにどこかに相談してみよう」と思ってもらえるような企画でしたら、協力は惜しまないつもりでおります。

ただ単に、”これだけひどい暮らしをしている人がいます”といったような極端な例を紹介して終わりという企画は、大変申し訳ありませんがお受けできません。それが、エープラスのわかちあいの会の女性や子どもたちにとって、良いことだとは思えないからです。

この社会には、暴力や貧困が溢れています。先進諸国の中では暴力も貧困も最下位に位置するほどです。暴力も貧困も、もっと身近にそーっとぐるっとみんなを取り巻くように存在しているということを社会に発信してほしいと願うばかりです。

そのためには、どうぞ、長期に渡って私たちの活動を見てください。参加してください。取材をする皆さんが、私たちのことをしっかり理解してください。私たちと一緒に、DV被害の苦しみ、辛さ、切なさ、怒り、悲しみ、貧困の現実、母子家庭の理不尽なしんどさ、そんな中の少しの喜びなどをわかちあってください。