デートDV予防講座での重要な質問

先日、中学校でデートDV予防教室を行いました。授業の最後にある生徒が手を挙げて、こう聞いてくれました。

「暴力以外の問題解決の方法を教えてほしい」

一瞬、会場が静まりました。これはとても本質的な問いです。

多くの場合、「暴力はよくない」というメッセージは伝わります。しかし「じゃあ代わりにどうすればいいのか?」までは十分に教わる機会がありません。生徒の質問はまさにその空白を突いてきました。

授業でも触れましたが、「暴力をふるわないこと」はゴールではなく、スタートです。その先に「どう問題を解決していくか」という実践が必要です。今回の質問は、次の授業プログラムを組み立てるうえで大きなヒントになりました。

中学生の素直な問いかけが、大人にとっても大切な学びを運んできてくれました。暴力をやめるだけでなく、「暴力以外の方法」を一緒に考えていくこと――これこそが予防教育の核心だと思います。

「みなさんはどんな方法を思いつきましたか?」