第2回bloom+を終えて
― 背負わされていた言葉を、そっと置く時間 ―
第2回は、「自責感」をテーマにしました。
DVや虐待の関係のなかで、
いつのまにか自分の中に残ってしまった言葉を、
カードを使って、静かに見ていく時間でした。
テーブルに並んだ言葉の中には、こんなものがありました。
「それくらい普通だよ」
「あなたが気にしすぎ」
「私がもっと上手にできたはず」
「うまくやれない私が悪い」
「ここで問題にする私がおかしい」
「私が黙っていればよかった」
「私が期待しすぎた」などなど数十種類のカードが並びます。
どれも、どこかで耳にしたことがあるような言葉です。
でも、それが何度も繰り返されると、
やがて自分の声のように聞こえてくることがあります。
今回のワークでは、その言葉が
「本当に自分の言葉だったのか」
を、無理なく見ていきました。
共有はしません。
説明も求めません。
ただ、カードを手元に置く。
脇に分ける。
何も選ばない。
それもすべて、その人の選択です。
ある参加者が、ぽつりとこう言いました。
「言葉にすると、ちょっと離れて見える気がします。」
それ以上は深めませんでした。
この場は、分析する場所ではなく、
安心して置き直す場所だからです。
自責感は、性格の問題ではありません。
関係の中で、少しずつ、少しずつ、
背負わされていくものです。
「私が悪い」と思うことで、
関係を壊さずにいようとした。
怖さをやり過ごそうとした。
その場を生き延びようとした。
それは弱さではなく、
その時にできた精一杯の工夫です。
第2回は、大きな変化を目指す回ではありません。
ただ、
「これは、私の言葉じゃなかったかもしれない」
と、心のどこかで思える時間。
それだけで、十分なのだと思います。
